導入
この炊飯器は、長野県の臼井さんが何度も実験を重ねて発明し、開発しました。
この炊飯器の主な利点は次のとおりです。
- 燃料として籾殻を使用します(米が育つ場所ならどこでも自由に利用できる資源です)
- ご飯を非常に早く炊きます(調理時間が半分になります)。
- 調理器具は、自由に入手できる廃棄物から作ることができます。
この炊飯器は屋外でのみ使用できます。おがくずストーブと動作は似ていますが、おがくずストーブとは異なり、籾殻を圧縮する必要がなく、特に米を炊くことを目的としていますが、おそらく他の料理にも使用できます。
どこに関連があるのでしょうか?
この炊飯器は、米が栽培され、主食となっている場所ならどこでも使えます (アジアのほとんどの地域、アフリカや南米の一部)。籾殻を使用すると、通常の廃棄物が資源に変わるだけでなく、燃料としての木材への依存度が下がり、木材のために木を伐採することによる環境への負担も軽減されます (発展途上国ではよくあることです)。籾殻は、再生可能性とエネルギーの点でも、他の燃料タイプに比べて優れています。
仕組み
炊飯器は、穴の開いた小さな内缶と、それを収めた大きな外缶で構成されています。2 つの缶の間の空間には、もみ殻が詰められています。もみ殻に火がつくと、空気が外缶の穴から米の穴を通って自然に吸い込まれ、内缶の火に供給されます。
使い方
図 3a: 内側の缶を外側の缶の中央に置きます。
図 3b: 缶の間のスペースを殻で埋めます。充填を容易にするために、充填中に内側の缶を(たとえば別の缶で)覆い、殻が内側の缶を満たさないようにするのが最善です。
図 3c: 次に、何らかの形の着火剤 (例えば、乾燥したとげ) を使用して、籾殻の内側から点火します。
図3d
図 3e: 籾殻が燃えてゆっくりとくすぶり始めたら、水と米を入れた鍋をその上に置くことができます。
図 3e: 鍋は少なくとも 15 ~ 20 分間は開けずに放置し、その後火を止めてさらに 5 分間弱火で煮込みます。
組み立て手順
部品表:
- 大型缶1缶(約15~20リットル)
- 小さめの缶1個(約10リットル)
- 蓋付きの調理鍋 1 個(伝統的な「羽釜」 - 日本の炊飯器が最適です)